お絵描きアンテナ『トリまとめ』チュートリアル

Illustratorでドット絵を加工しよう

2012年3月12日 Category - Illustrator Comments : 2

今回はIllustratorでドット絵を加工するやり方を紹介します。 といっても、割とメジャーかもしれません。

パスに加工する事で、このようなことができるようになります。

    ＊注意

画像サイズが大きくなると、ソフトが落ちることがあります。 ちなみに、私のPC（Win7　Phenom II　メモリ4ギガ）では、128＊128サイズの画像でイラレが止まりました。

  CS以降

Illustratorにドット絵を読み込みます。

メニューの「オブジェクト」から「ラスタライズ」を選びます。

解像度をスクリーン（72 ppi）を選びます。
そのほかのパラメーターはデフォルトで問題ありません。

続いて
メニューの「オブジェクト」から「モザイクオブジェクトを作成」を選びます。
「新しいサイズ」と「タイル数」を「現在のサイズ」と同じ値にします。

完了するとこのようになります。
色が変わってしまったわけではなく、四角のパスがすべて選択されているためこのように見えています。

これを選択した状態で、「右クリック」から「グループ解除」を選びます。

続いて「ツール」から「自動選択ツール」をえらび、背景色を選び、「Deleteキー」で削除します。

パスの背景になっている元の画像をどかせば、完成です。 ベクターデータに変換できました。

変換したものは、個別にグループ化してきましょう。

今回はこれに
「効果」から「スタライズ」ー「角を丸くする」をかけています。
ほかにも面白い処理ができそうですので、色々試してみましょう。よい処理ができたら是非教えてください。

古いバージョン

古いバージョンでは「モザイクオブジェクトを作成」の処理が違います。 「フィルタ」メニューから「クリエイト」→「モザイク」を選びましょう。

Tutorial_3D

フィルター-粒状フィルム